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教育熱心で子育てしやすい越前市でつながりを築きたい

越前市に移住し、フリーランスのITエンジニアとして活動する森田秋馬さん。子どもたちのためにプログラミング教室を開くなど、さまざまな形で地域貢献に尽力しています。越前市に移住したきっかけや仕事のこと、将来の夢などについて詳しくお話いただきました。

まず、自己紹介をお願いします。

鯖江市出身で、学生時代は石川県、卒業後は富山県に就職し暮らしていました。13年前に、結婚のタイミングで妻の実家がある越前市に移住し、現在は、フリーランスでITエンジニアとして活動しています。福井の暮らしには慣れていましたが、実家で暮らすのと世帯をもって暮らすのとでは違いますね。越前市はお寺が多く、鯖江市と空気感が違うと思いました。

越前市の暮らしはいかがですか?

武生中央公園(通称、だるまちゃん公園)など、子どもを連れていけるスポットがあり便利だと思います。30分で海にも行けるので、長男や次男は、同級生のお父さんに釣りに連れていってもらったりして楽しんでいます。

越前市での子育てはいかがですか?

教室を運営していると、保護者の方と話をする機会が多いのですが、県外出身の方から「宿題が多い」という声を聞いたことがあります。教育に熱心な地域なのかもしれません。こうした環境に子どもたちを自然なかたちで入れてしまうのも良いことだと思っています。教育レベルの高い地域ですから、通っているだけでそれなりのレベルに育ちそうですね。プログラミングなどの専門的な部分は民間企業が入るシステムをつくれば、先生は自分のやるべき仕事に集中できますし、教育の質がさらに上がると思います。

また、越前市には海外の方が多く、異文化交流が身近な点も魅力です。

今の仕事についてお聞かせください。

認定NPO法人全国こども食堂センター・むすびえでの仕事が半分くらいです。こども食堂の中間支援をしている法人で、かなり拡大してきているため、ITの力を導入したいということでお手伝いしています。ほかにはホームページ制作や子どもたちのためにプログラミング教室・講座(PCN武生)を開いています。

PCN(プログラミングクラブネットワーク)*は、今や全国で活動していますが、福井からスタートした団体です。PCNを設立した方と仕事で知り合い、越前市にないのでやってみたらと誘われまして、妻の実家のお寺で始め、今、PCN武生の代表をしています。

*「すべてのこどもたちにプログラミングの機会を提供する」を理念におくサークル活動

越前市をどんな方におすすめしたいと思いますか?

越前市は子育てしやすい環境だと思います。僕自身、前職は東京の仕事が8割くらいだったので、よく東京へ出向いていたのですが、住むところではないと思っていました。確かに、東京は刺激があるし、面白いところです。IT関連の情報も多いので、仕事の面では行くべきだと思いますが、住むところとは違う気がしますね。

越前市は外的要因に急かされず、のんびりしていて、じっくり腰をすえて子育てのことを考えたい方に合っていると思います。

今後について教えてください。

プログラミング教室でかかわりのあった子どもたちが、将来、何か事業を始めたとき、一緒に何かできたら面白いなと思っています。
 
金額的な負担を抑えて1回、1時間500円で、子どもたちが来たいときに通ってもらっています。ここでは、親の感覚を超えるものを体感してほしいですね。面白いことをたくさん体験して、将来の選択肢をひろげられたらと思っています。また、大きくなっても、ここが居場所になったらいいですね。ここから、年代を超えたつながりが生まれることを願っています。

移住を考えている方にメッセージをお願いします。

私もそうだったのですが、越前市に仕事あるのか不安に思う方は多いと思います。しかし、実際に来てみたら、大きなプロジェクトは難しいかもしれないけれど、意外と仕事はたくさんあります。

仕事は人とつながっていると、いただけることが多いですね。越前市には魅力的な人がとても多い印象があって楽しいですよ。さまざまなバックグラウンドを持った移住者の仲間が増えていくと楽しくなりそうです。

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