お知らせ

越前市役所のブランド戦略課で勤務する清水真名さんは、2018年に家族で、夫の出身地である越前市に移住して5年目。越前市の暮らしの魅力や子育て、今後の越前市で叶えたいことなどについてお話をうかがいました。

移住のきっかけについて教えてください。

生まれは京都府です。大学を卒業後、大阪で5年、横浜で2年ほど働いていました。夫から地元の越前市に貢献するかたちで仕事をしたいという話があり、夫婦で仕事を辞めて、2018年9月に越前市に移住することになりました。

お仕事について詳しく教えてください。

私は2020年から市役所で働きはじめたのですが、ちょうどコロナ禍が始まった年で、産業政策課で地域の産業支援を担当していました。また、2024年３月に北陸新幹線の開業に伴い、越前市に新しく新幹線の駅ができるのですが、その新しい駅前の開発や企業誘致にかかわる業務にも携わっていました。現在はブランド戦略課という部署に異動し、2024年1月から放送がスタートする大河ドラマに合わせて、越前市の魅力を沢山の人に知ってもらえるようにプロモーションをするお仕事をしています。市役所って色々な仕事があるなぁと思います。

越前市ではどんな暮らしをしていますか？

これまで大阪や横浜などで暮らしており移動は殆ど電車でした。正直、移住当初は、越前市の車社会などの環境に戸惑いを感じましたが、自分で運転ができるようになってからは、行動範囲も広がるし、子連れ外出のハードルが低くなったような…子どもがいると何かと荷物も多いので。笑
福井県内には大きなスキー場があり、好きなスノーボードを日帰りで楽しめることも嬉しいですね。

今は、夫の両親と同居しています。おじいちゃん、おばあちゃんは子どもたちを優しく見守ってくれますし、同じ家に第三者の視点があることは子どもにとっても私たちとっても、とてもいいなと感じます。

越前市のどんなところが好きですか？

福井弁がかわいいんです。たとえば、「食べていいよ」を福井弁では「食べね」と言うのですが、やわらかい感じがします。イントネーションも何だか可愛いくて大好きです。

景色でいうと、10月頃に見ることが出来る、そばの花畑も大好きです。小さな白いお花でとっても可愛いんですよ。（福井県はそばが美味しい都道府県と言われます）

越前市のおすすめスポットは？

小さなお子さんがいる家庭には、武生中央公園がおすすめです。広々とした芝生広場や遊具など子どもが好きな仕掛けも沢山あります。図書館も隣接しているので、その日の気分や天候に合わせて思いきり遊べるエリアです。越前市は福井県のちょうど真ん中あたりにあるので、海側に行くのにも立地がいいんですよ。

越前市での子育てはいかがですか？

自然が多い環境で子育てをしたいと思っていたので、ここは理想的。家の周りは交通量が少なく、子どもたちは思いきり走り回ったり、虫探しをしたり、庭で雪遊びをしたり、のびのびと遊んでいます。

今後について教えてください。

子どもたちが、ずっと越前市で住みたいなと思ってもらえるようなまちになるといいなと思っています。市役所の職員として、地域のひとりとして、なにか面白いまちづくりに関わっていきたいですね。
 
あとは、越後市に暮らし始めてから始めた趣味のパンづくりもマイペースに続けていけるといいなですね。横浜にいた頃は、子どもたちを早く寝かしつけて、時間通りに起こして送り出し、すぐに仕事という生活だったのですが、今は自分のやりたいことができるゆとりが生まれました。

移住を考えている方々へメッセージをお願いします。

実際私もそうだったのですが、移住前だと心配なこととか、不安なことがある人も多いと思います。知り合いが出来るかなぁ…とか、地域で受け入れてもらえないのでは…とか。

今となっては、案外暮らしてみるとどうにかなるんだなぁと思ったりします。意外とつながりは持てるものですね。越前市での暮らしのイメージなど心配なことがある方は、市役所で気軽に相談してくださいね。

私自身も移住経験を通して、人と人のつながりってとても大切だと思っています。地域での暮らしやすさとか、ずっと暮らしていきたいと思えるか、といったことに直結するなぁと。個人的な活動として、「kineno キネノ（福井弁で気軽においでという意味）」という移住者が移住者と、また地域の人と交流が持てる会を開催しています。ぜひ、遊びに来てくださいね。

さいごに…越前市は田舎過ぎず、都会過ぎないちょうどいいまち。都会にもまれることなく、ちょっとした田舎暮らしを気軽に楽しめる場所です。ぜひ、一度暮らしのイメージを描くためにも、遊びにいらしてくださいね。

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