越前市から世界を相手に仕事をする | 越前市移住支援サイト ただいま、越前市!

LINE登録はこちら

お知らせ
News

越前市から世界を相手に仕事をする

マイクロホンやヘッドホン、スピーカーなどの音響機器の開発から設計・製造を手掛ける越前市の株式会社オーディオテクニカフクイ。管理部総務課の酒田さん(越前市出身)と人事担当の伊藤さん(福井市出身)に、会社や越前市の魅力についてお話しいただきました。
株式会社オーディオテクニカフクイのサイトはこちら

まず、会社概要とこれまでの歩みについてお聞かせください。

音響機器の設計、開発、製造を行う越前市の企業です。音楽鑑賞が趣味だった前社長が、より良い音を追求して1962年に東京・新宿で創業し、カートリッジ(レコードの針)の製造・販売からスタートしました。カートリッジが大ヒットしたことで、1970年に前社長の故郷である福井でオーディオテクニカの福井事業所として発足。その後、1973年1月に株式会社オーディオテクニカフクイとして独立し、今年で54周年を迎えます。東京の株式会社オーディオテクニカ(本社:町田市)とのグループ会社となっています。
(写真:TWイヤホン)

越前市に根付く企業として地域とはどのような関係を築いていますか?

14年前までは越前市の他に、福井市、池田町の3事業所体制だったのですが、2010年に越前市に新社屋をたて、3事業所がひとつになりました。製品には「音」や「磁石」「電磁誘導」など、小・中学校で習う理科の授業と関連する部分があり、キャリア教育の一環として、福井県内の小中学校や大学などでの出前授業(ワークショップ)、校外学習や修学旅行などを対象とした工場見学の受け入れも積極的に行っています。夏休みの新聞づくりの宿題のために工場を訪れる子どもさんも多いですよ。会社を通じて、地域貢献をしていけたらと思っています。
(写真:電波暗室)

最近は県外から入社される方が多いようですね。どのようなきっかけがあるのでしょうか?

ここ10年間で福井に縁もゆかりもない方が入社されるケースが増えてきました。新卒で入社される方のうち、約半数が福井県外出身という年もあります。音響機器メーカーを探して当社を選んだというケースが多いですね。なかには移住して家を建てる方もいます。福井は田舎だと思っていたけれど、実際に住むと暮らしやすいと感じるようです。もちろん、車社会かつ降雪地帯ですので、車の運転と雪かきの仕方を覚えるのは必須ですが(笑)。移住して越前市に住む方が増えたことで、情報交換し合える仲間が社内に多くなり、みなさん、孤独感はなさそうですよ。

越前市でおすすめのスポットがあったら教えてください。

余川町のタケフナイフビレッジでは、現役職人が直接指導してくれる「包丁教室」があり、楽しいですから1回は見学していただきたいです。子育て中の方には、「だるまちゃん広場」と呼ばれる広場や、モノレール、遊具などが揃った、武生中央公園がおすすめです。また、スポットではないのですが、越前市の給食制度は充実していると思います。各学校で作るので温かくて美味しいし、メニューを生徒が選べる学校もあって、越前市に住む子供にとっては魅力的な制度だと思います。

オーディオテクニカフクイで働くことの魅力について教えてください。

説明会では「越前市でも世界を相手に、自分がやりたい仕事ができる」と伝えています。田舎だから何もできないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、全国の家電量販店に並ぶ製品をつくることができるんです。耳穴を塞がないワイヤレスの軟骨伝導ヘッドホンは越前市出身の社員が手掛けたものですよ!
それからもう一つ、コーポレートステートメントの「always listening」を大切にしています。音を聞く、お客様の声を聞く、地元の声を聞く、社員の声を聞く。そして、それらを大事にしています。コールセンターに寄せられたお客様の声やSNSでの評価に真摯に耳を傾け、商品開発に活かしています。
(写真:新社屋正面)

もちろん、社員の声も大切にしています。たとえば、キャンプ好きな社員の声から、キャンプ商品の開発設計、果てはそれが高じて、今年4月からはキャンプ施設の運営まで始めています。
当社には、役職や上下に関係なく、自分の考えややりたいことを伝え、それを受け入れてもらえるような社風があります。ですから、役職名はあっても、「○○課長」のように呼ばない文化があります。
社員に移住してまでここで働いてくれる理由を聞くと、越前市でやりがいのある仕事ができるからという答えが返ってきます。実際に離職率は少なく、退職して地元に帰るという方はほとんどいません。越前市という場所が気に入って働いている方が多いですね。

最後に移住を検討している方々へメッセージをお願いします。

越前市を含めて福井は通勤時間が短く、北陸新幹線の開通をはじめ公共機関もどんどん発達しています。待機児童ゼロで、柔軟に子どもを見てもらえる環境が整っているので、フルタイムの共働きの方も子育てをしやすいところだと思います。
病児・病後児保育が可能な施設や医療機関が充実していて、自分らしく家庭と仕事を両立できる場所ですね。美味しい手作り感のあるお惣菜を買えるお店があって、生活をサポートしてくれますよ。
不満なところが思い浮かばないほど自然な暮らしができているのが何よりです!越前市という場所を気に入って働いている方も多いので、ぜひ、一度来ていただけたら嬉しいです。

【越前市移住支援公式LINEはこちら】
ただいま、越前市!